電験三種 合格ロードマップ【文系・未経験向け】
電験三種に挑戦しようと決めたものの、
「何から勉強すればいいのか分からない」
「理論が難しそうで不安」
そんな状態で立ち止まっていませんか?
電験三種は、努力すれば誰でも合格できる一方で、
勉強の順番を間違えると、簡単に挫折してしまう資格でもあります。
このページでは、
文系・未経験から電験三種に合格するための
「遠回りしない勉強の進め方」をロードマップ形式で解説し、
受験勉強を迷うことなく淡々と取り組むことができるようになります。
日々の勉強に取組み易くなり、少ない学習時間で勉強効果をアップ
させて最短ルートでの合格を目指していきましょう。
STEP1 合格までの全体像(どの程度の期間が必要か)

2025年度(令和7年)試験日程は以下の通りです。だいたい例年、同じような時期に開催されます。
- 上期試験:
- CBT方式: 2025年7月17日(木)~8月10日(日)
- 筆記方式: 2025年8月31日(日)
- 下期試験:
- CBT方式: 2025年11月10日(月)~11月27日(木)
- 筆記方式: 2026年3月22日(日)
文系や初心者は電気数学に1カ月、理論に6カ月の時間は必要です。
無理をすればもっと時間短縮を目指せますが、最も重要な科目です。
丁寧に時間をかけて理解を深めていけば、その後の科目もラクになります。
もし受験勉強を開始するのが2026年の1月であれば、3月の筆記試験はパスして7月からの上期試験を目指してスケジュールを立てます。
3月以降の開始であれば下期11月の受験を目指すなど、学習期間を十分とれる目標日を設定していきましょう。
STEP2 教材選び 通信教育の受講
電験の教材は数多くありますが、文系や初学者は電気数学がしっかりフォローされている解説書+過去問大集を選びましょう。
いきなり過去問はNGです。独学なら参考書を読む→演習問題→過去問に取り組むの手順を単元ごとに繰り返していきます。
👉おすすめ教材はこちら
▶合格を左右する 電験3種 文系・初心者の【参考書・通信講座の選び方】
に詳しく解説
しかし以前の記事で紹介したように、勉強や本を読む習慣がない初心者にとって参考書を読み理解するのはとても時間がかかります。
さらに分厚い参考書のどこまで読み込めばいいのか?全部理解しないといけないのか.…? などの迷いが発生して集中もできません。
おすすめは通信講座、通信教育に申込むことです。各単元を10分~20分程度の解説動画があり、演習問題を一緒に解いてくれます。
動画視聴→演習問題→動画視聴した単元の範囲の過去問取組み
この手順を淡々と繰り返すだけで得点力が身に付きます。
「ここだけは」といった重要ポイントや「ここは理解できなくてもOK」など学習の優先度も教えてくれるので勉強がとてもラクになります。
STEP3 電気数学の学習 約1か月

焦りは禁物です。いきなり理論の学習に入る前に電気数学の学習を実施します。
理由以下の通り
- 理論の計算が難しくて挫折してしまう
- 数学が分かっていないと過去問を解く際に毎回数学を勉強し直すので時間がかかる
- 計算の簡略化など、「計算のコツ」を知らないと実際の試験でも時間が足りず、全ての問題に取り組めない
電気数学を学習することで、その後の学習がとてもスムーズになります。
勉強からしばらく離れてしまった社会人は分数の計算も忘れてしまいがちです。
電験3種に必要な数学の範囲を把握しておくだけでも、気持ちに余裕ができ、理論の学習におおきく役立ちます。
勉強方法は電気数学のドリルや参考書があるので、本の計算問題にひたすら取り組むだけでOKです。
計算のコツや解法が掲載してあるドリルがおすすめです。
どうしても過去問のなかで計算の流れが分からないとき用の電気数学の参考書があるのでお守りとして1冊持っておくと便利です。
STEP4 理論科目 約6カ月~1年

いよいよ理論です。
電験3種において1番のカベとなります。半年間じっくり時間をかけて学習していきましょう。
電気においてのすべての基礎となるオームの法則を理解して、直流電源の回路、交流回路の計算、磁気回路、静電容量など広い範囲がありますが大丈夫です。
すべては繋がっています。
半年以上の学習を終えて、理論のすべての範囲の勉強が終わっていたら、1度受験してみることをオススメします。
試験の雰囲気や、時間の少なさが分かると思いますし、自身のレベルも分かります。
ここで合格できなくても当たり前です!
文系や初学者、初心者は試験の雰囲気にのまれてしまうこともあるので「お試し受験」のような気持ちで受かったらラッキー程度で臨みましょう。
STEP5 電力科目 or 機械科目
(各科目 約4ヵ月~6カ月)

理論に合格してしまえば合格へのロードマップは半分以上のところにいます。
勉強も少しずつ加速していくので一気に合格が見えてくるのでガンバっていきましょう。
次の科目は電力もしくは機械科目です。
どちらでも構いませんが、文系や初心者のかたは電力科目がおすすめ。理由は暗記問題と計算問題の比率が
- 電力科目→暗記6:計算4
- 機械科目→暗記4:計算6
理論は計算問題が80%以上。文系・初学者にとって理論の勉強で計算にウンザリしていると思うので、計算の箸休めだと思い電力科目に取り組んでいきましょう。
勉強方法は理論と変わらず参考書or動画で論理を勉強→演習問題→過去問取組みのループを各単元ごとに実施していきます。
あせりは禁物です。
1科目に半年をかけてもいいので「続けること」を第1に優先していきましょう。
STEP6 法規の戦略 最後の6カ月

ここまで来たら合格したようなものです。
しかし注意!
戦略を間違えると法規科目の合格はいっきにむずかしくなります。
法規=暗記する科目…ではありません。法規科目の得点源はB問題に出題される計算問題です。
電験にはA問題とB問題の2種類があり、通常B問題は難しいとされています。
👉試験の出題方法については
▶電験三種とは?文系・未経験でも分かる試験内容と難易度で解説
ですが法規においてはB問題を全問正解するくらいの気持ちでチカラをいれて過去問に取り組みます。
出題傾向がかなり過去問と類似しており、解法をしっておけば必ず得点できます。
しかし、理論・電力・機械の集大成であるため、3科目に合格してからの方が効率がいいのです。
計算問題が得点源であることが、法規を最後に受験することの理由に繋がるのです。
STEP7 合格~キャリアアップ・転職など

合格したら住民票などの申請書類の送付をして、免状が発行されます。
資格をもっていると転職市場における自身の価値も上がり、あたらしい景色が見えてきます。
電験3種の合格は1つのゴールですが新たなスタートでもあります。
資格を生かしてより良い人生を送っていきましょう。
まとめ
合格ロードマップの具体的な学習手順は理解できましたか?
次は、文系でも合格できる教材・通信講座の比較と実際の活用法を解説している
「SAT電験三種レビュー」もぜひご覧ください。
▶【徹底レビュー】SAT電験三種を文系が使って合格|口コミは本当か?費用対効果を正直検証
電験の資格は転職において想像以上の効果を発揮します。ぜひ以下の記事も参考にして受験を考えてみてください。
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▶電験のキャリア・転職について
